BigQueryのMCP連携とは|ClaudeやChatGPTで広告データを分析
BigQueryのMCP連携とは、RobomaがBigQueryに出力した広告データを、ClaudeやChatGPTなどの生成AIから日本語の質問だけで分析できるようにする仕組みです。
MCPとは
MCP(Model Context Protocol)とは、生成AIが外部のデータやツールに接続するための共通規格です。Google Cloudが提供するBigQueryのMCPサーバーを経由すると、AIがBigQueryのテーブルを参照してSQLを実行し、その結果をもとに回答します。利用者がSQLを書く必要はありません。
RobomaのBigQuery出力機能と組み合わせると、複数媒体の広告データをAIとの会話だけで分析できます。
MCP連携でできること
- 日本語で質問するだけで、媒体別・キャンペーン別などの集計表を作成する
- 日別・週別の推移をまとめ、数値の変化の要因候補を挙げてもらう
- クリエイティブと性別・年齢・デバイスなどの属性を掛け合わせて比較する
- 成果データやマージンを反映した数値で、媒体や運用主体ごとの予算配分を検討する
- AI側でエクセルやスプレッドシート、パワーポイントなどにレポートを整形・出力できる
質問の例は次のとおりです。
- 「先月の媒体別のCPAとコンバージョン数を表にしてください」
- 「直近4週間でCPAが悪化したキャンペーンと、考えられる要因を教えてください」
- 「年齢別にクリック率が高いクリエイティブを上位10件挙げてください」
Robomaのデータが AI分析に向いている理由 Robomaは全媒体の指標名・定義を統一した形式でBigQueryに出力します。テーブルの結合(JOIN)が不要な構造のため、AIが迷わずデータを読み取れ、クエリの量やコストも抑えられます。
※ AIの回答には誤りが含まれる場合があります。社外への報告などに使う数値は、Robomaの管理画面やBigQueryで確認してからご利用ください。
連携の仕組み
- Robomaが各広告媒体・計測ツールからデータを取得し、正規化します。
- Robomaが毎日1回、BigQueryへデータを出力します。
- AIツールがBigQueryのMCPサーバー(Google Cloud)に接続します。利用者はGoogleアカウントでログインして認証します。
- 利用者がAIに質問すると、AIがBigQueryのデータを集計して回答します。

利用に必要なもの
- BigQuery出力機能のご利用:お客様のBigQuery、Roboma管理のBigQueryのどちらでもご利用いただけます。
- 利用者ごとのGoogleアカウント:AIツールからBigQueryへ接続する際の認証に使います。
- BigQueryへのアクセス権限:「BigQuery ジョブユーザー」「BigQuery データ閲覧者」「MCP ツールユーザー」の3つのロールが必要です。
- OAuth認証の設定:Google CloudでOAuthクライアント(AIツールがGoogleアカウントで安全にログインするための設定)を作成し、AIツールに登録します。
- 対応するAIツール:Robomaでは、Claude(コネクタ「Google Cloud BigQuery」)とChatGPT(開発者モードのアプリ)での接続をご案内しています。【
提供方法ごとの設定の分担
| 設定項目 | お客様のBigQueryに出力 | Roboma管理のBigQueryに出力 |
|---|---|---|
| OAuth認証の設定 | お客様 | お客様、またはRoboma |
| BigQueryへの権限付与 | お客様 | Roboma(担当窓口へご依頼ください) |
| AIツールでの接続 | お客様(利用者ごと) | お客様(利用者ごと) |
※ 設定の詳しい手順書は、Robomaの担当窓口からお渡しします。
クエリの費用について
MCP連携でAIが実行するクエリにも、BigQueryの利用料金がかかります。お客様のBigQueryをご利用の場合は、Google Cloudのプロジェクトに料金が発生します。Roboma管理のBigQueryをご利用の場合は、プランに含まれる範囲でご利用いただけます。利用量が多くなる見込みの場合は、担当窓口へご相談ください。
セキュリティと利用者の管理
- 利用者は自分のGoogleアカウントでログインするだけで接続でき、パスワードなどの秘密情報をAIツールに入力する必要はありません。
- BigQueryへの権限を付与したアカウントだけがデータにアクセスできます。
- Roboma管理のBigQueryをご利用の場合、退職や担当変更があったときは速やかに担当窓口へご連絡ください。
導入の流れ
- Robomaの担当窓口へ、MCP連携を利用したい旨をご相談ください。
- OAuth認証の設定と、BigQueryへの権限付与を行います。
- 利用者ごとに、AIツールからGoogleアカウントでログインして接続します。
- AIに「BigQueryのプロジェクトID(〇〇)にアクセスできますか?」と質問し、接続を確認します。
※ プロジェクトIDはAIに一覧で尋ねることができません。Google Cloudのトップページに表示されるプロジェクトIDをコピーしてお伝えください。