マッチング条件をユニークに設定しているのに重複エラーが出る場合の対応
成果データのマッチング条件が「完全一致」以外の条件の場合、複数の似ているパラメータ値とマッチングしてしまい意図しない重複が発生する可能性があります。
原因
- 「前方一致」「後方一致」「部分一致」の条件では、広告側のマッチング対象の値に、成果データの値が含まれている事でマッチングさせることが出来ます。
- 例:パラメータ値が「AAA_BBB」という広告が存在し、CSV のマッチングデータが「AAA」の場合
→ 「部分一致」または「前方一致」でマッチング可能。
- 例:パラメータ値が「AAA_BBB」という広告が存在し、CSV のマッチングデータが「AAA」の場合
- 一方で、似ているパラメータ値を複数利用している場合、複数のパラメータでマッチング可能と判断されてしまい、重複エラーが発生する場合があります。
- 例:パラメータ値が「AAA_BBB」、「AAA_CCC」という2つの広告が存在し、CSV のマッチングデータが「AAA」の場合
→ 「AAA_BBB」、「AAA_CCC」のどちらも「AAA」が含まれているため、2つの広告とマッチングが成立してしまい、重複エラーと判定される。
- 例:パラメータ値が「AAA_BBB」、「AAA_CCC」という2つの広告が存在し、CSV のマッチングデータが「AAA」の場合
対策
- マッチング条件を「完全一致」にする
広告のマッチング対象の値と同じ内容を CSV データで持っている場合は紐付けルール「完全一致」を利用いただく事を推奨しています。
例:広告側のパラメータ「utm_content=brand1」とcsvのデータ「brand1」をマッチングしたい
→ 完全一致で設定可能。
他に「brand11」「brand12」などがあった場合、それらとはマッチングさせない状態を作れます。
- マッチングさせる値の内容が被らないように調整する
現状のマッチングさせたい条件がどうしても重複する場合は、新たにユニークな内容となるパラメータを付与いただく事を推奨しています(例:utm_id=広告ID)。