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ボタンを使ったフィルタ方法

Looker Studioのボタンコントロール機能を活用して、メディアごとにデータを切り替えて表示できます。ディメンションコントロールとは異なり、ボタンによるフィルタはラジオボタンのような単一選択が可能です。このページでは、メディアフィルタボタンの作成手順から、フィルタグループを使った単一選択の設定方法まで、ステップごとに詳しく説明します。

Robomaのデータベースでは、クリエイティブレポートとそれぞれの詳細レポート(性別、都道府県などのレポート)で、テーブルが分かれています。

別々のテーブルの場合でも、共通したフィールド名であれば同じディメンションコントロールを活用することができますが、ボタンを使ってフィルタをかけることもできます。

ただし、共通したフィールド名であっても、新しく作成したフィールドの場合、うまく動作しないケースがあります。その場合のボタンを使ったフィルタ方法について解説します。

メディアでフィルタするボタンの作成方法

ボタンを作成する

以下のようなボタンを作成していきます。

 

①メニュー「コントロールを追加」の「ボタン」を選択します。

②「ボタンのプロパティ」> ボタンの操作種類を「フィルタ」を選択します。

 コントロールフィールドを選択します。

数式を入力する

③コントロールフィールドに数式を入力していきます。

Robomaのメディアにあたる「channel」フィールド を指定します。

channel = "facebook"

 

Google、Microsoftの場合

Google、Microsoftについては、ディスプレイ広告、検索広告などは「campaing_objective」で分かれていますので、以下のような数式にします。

case when
channel = "google" and
ad_campaign_objective = "SEARCH" then
true
else false
end 

 

ボタンのフィルタグループを設定

メディアごとに、それぞれボタンを作成した後、それぞれのボタンのフィルタグループを設定します。共通したグループを設定することで、複数選択した形にならず、ラジオボタンのような単一選択となります。

今回は、すべてのボタンのグループを「1」とします。

なお、このボタンフィルタの場合、複数選択ができませんので、この設定をすることで、複数選択を防ぐことができます。

 

仮に、グループ設定をしなかった場合、以下のように複数選択を行うと、データが表示されません。

 

ディメンションコントロールでも、簡単にフィルタをかけることができますが、ボタン形式では、切り替えがよりスムーズになりますので、ご活用ください。